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熊野町の筆作り体験、筆祭り

「筆の里」記念碑除幕- 中国新聞広島市ではありませんが広島市と呉市に隣接している「筆の都」熊野町です。

熊野筆といえば、最近では化粧筆が有名なようで、特にサッカーの女子日本代表に化粧筆が送られてから熊野町への観光客も増えたようですが、熊野町では江戸時代末期から筆の生産が続き、現在でも毛筆の全国生産の80パーセント以上が熊野で作られています。

第二次世界大戦後に習字教育が禁止された時期に、筆づくりの技術を活かして画筆や化粧筆の生産を始め、日本で生産される化粧筆の90パーセントは熊野で作られています。

熊野の筆の里工房では普段から筆づくりなどの体験もできます。
予約が必要な場合がありますので筆の里工房ホームページでご確認ください。

毎年9月23日(秋分の日)に「筆まつり」が開催され、前夜祭から含め5万人の観客が訪れます。

筆祭り当日は、熊野の筆の筆屋さんが毛筆、化粧筆、画筆、日本画筆などあらゆる筆を、年に一度の特別価格で販売していて、筆への名入れサービスなどもしてくれます。

また、榊山神社参道の両側に吊り下げられた「一万本の筆通り」は熊野の筆祭り以外では見られない光景です。

見応えのあるイベントとしては、およそ20畳の布に巨大な筆で、一気に書き上げる大作席書、筆神輿などがあり、その他にも筆供養、競書大会など様々な催しがあります。

熊野中学校グランドに設営された会場では、ふれあいステージで太鼓やダンスなどが行われ、屋台村でお好み焼きなどを食べることができ、お祭り気分が味わえます。

交通は
JR広島駅からJR呉線(普通) [広行き]で矢野駅(約14分)→JR矢野駅から広電バス[熊野営業所行き](約15分)
JR呉駅から、呉市営バス熊野団地行き(乗場:JR呉駅「2番乗場」) 約35分

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