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原爆ドームの耐震調査で、7月26日までの作業中は足場で建物が見えづらくなります。

広島市の世界遺産・原爆ドームで、耐震調査のため壁をくりぬく調査が、5月13日日から始まっっています。
 ドームが世界遺産に登録されてから、壁をくりぬく調査は初めて。実際に穴を開けるのは6月上旬の予定。7月26日まで続く予定で調査のため、原爆ドームの一部に足場を設置しますので、作業中は足場で建物が見えづらい状態が続くようです。
広島市によると
 被爆当時の姿で保存されている世界遺産・原爆ドームの耐震性を調べるための、耐震調査は2007年に始まり、これまでのデータをコンピューターで解析。震度6弱の地震でも建物が倒壊する恐れはないが、はりがない部分の4カ所には地震による負荷が集中することが判明したため、詳しい調査が必要と判断したため、直径5~20センチの円柱状にくりぬいた15カ所分の壁を資料として採取し、採取した資料は専門家に委託し、強度を調べるということです。

調査用足場の設置
調査のため、原爆ドームの一部に足場を設置します。
 また、原爆ドームと園路が近接している河川側については、落下物等による歩行者の事故を防ぐための落下防止用シートを張ります。(シートはメッシュ状のものを使用し、来訪者が原爆ドームを見通せるようにします。)
 なお、調査の概要を記した多言語表記(日本語・英語・中国語・ハングル)の掲示板を設置します。

広島市ホームページより

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