千光寺から徒歩15分、4つ目のお寺は大山寺です。
ご本尊は「日限地蔵菩薩」様で、ご真言は「おん かかかび さんまえい そわか」です。3度唱えて、お地蔵様にお願いをしましょう。
そして、そっとお地蔵様を持ち上げます。どのような感覚で持ち上がるでしょうか……実は、このときに軽く持ち上がれば願いが叶い、逆に重くじんわりと持ち上がったときには叶わないといわれているのです。
さあ、あなたのお願いごとは叶うでしょうか?
大山寺から徒歩10分の場所に5つ目のお寺、西國寺はあります。
西國寺の門にいらっしゃる仁王様、その強くたくましい脚にあやかろうと古今多くの人が草履を奉納しています。
坂の街に暮らす上で、足腰が丈夫であることは昔からとても重要なことだったのです。
現在でも、スポーツをするなど健脚であることが大切な方がよくお祈りに来られるといいます。
108段の階段を登れば、本堂に到着です。ご本尊「薬師瑠璃光如来」様、「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」とご真言を唱えます。朱塗りが美しい「金堂」は国の重要文化財に指定されています。
西國寺から徒歩18分、6つ目のお寺は浄土寺です。
「十一面観音」様をご本尊とし、ご真言は「おんまかきゃろにかそわか」と唱えます。
境内にある国宝「多宝塔」は日本3大名塔の一つ。
華麗で精緻な装飾が施されたこの塔は、鎌倉時代に建立されたといいます。長く時代を越えてなお、見る者に思わず「美しい」と言わせる力があります。
浄土寺に隣接しているのが「尾道七佛めぐり」最後のお寺、海龍寺です。
ご本尊「千手千眼観世音菩薩」様、ご真言は「おん ばざら たらま きりく」。たくさんのお地蔵様がいらっしゃる、静かなお寺です。
お参りが済んだら、だるまおみくじを引いてみましょう。おみくじはだるまの中に仕込んであります。
一つ一つ顔が違うのでじっくり見て、これだ!と思ったものを選んでください。
ちなみに下の写真は誰かが置いていっただるまさん。雨ニモマケズ、お寺の入口で頑張っています。
また、御朱印を全て集めた方は、こちらのお寺で「満願成就」の印をいただきましょう。