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尾道空き家再生プロジェクト

今、尾道に暮らす若者たちの手によって「尾道空き家再生プロジェクト」という運動が進められています。

かつては多く人が暮らしていた尾道の街ですが、高齢化とそれにともなった空洞化のため人口が減り、現在では空き家が増える傾向にあります。
今では珍しい造形の建築や、取り壊すにはもったいない個性的な家々……これらをどうにか活かし、これからのまちづくりに繋げていきたい。そんな想いを抱いた人々が集まり、「尾道空き家再生プロジェクト」は始まりました。

現在、このプロジェクトによって再生された空き家は14軒。
「食べ物、カフェ編」で紹介している「あくびカフェー」、「目的別の宿泊施設」で紹介している「あなごのねどこ」もそのうちの一つです。

尾道のカフェあくびカフェー

あなごのねどこ

さらに、カルチャーの発信基地としての役割も果たす面白い建物もあります。

三軒屋アパートメント

「三軒屋アパートメント」は元々古いアパートでした。昭和30年代頃に立てられた、フロ無しお手洗い共同の不便なアパート……それを若者たちが自分たちの手で部屋ごとに改装し、ちょっと不思議なサブカルチャーゾーンとして生まれ変わらせました。
カフェあり、アトリエあり、ギャラリーあり、そしてなぜか卓球場まであり。不便を利点に変える発想で「三軒屋アパートメント」は今も進化を続けています。

尾道を訪れたら、ぜひ一度「尾道空き家再生プロジェクト」の手による建物に足を運んでみてください。
そこには、若くアーティスティックな感性と、街を元気にする大きな原動力があります。

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